Acal Fuel Cell development

液体循環型燃料電池FlowCath®について

ACALエネルギーの特許技術であるFlowCath® は、日本では一般的に固体高分子形燃料電池(PEFC)と呼ばれるプロトン交換膜形燃料電池(PEM)の性能を高める技術です。

陰極(カソード)に固定されたプラチナ触媒を、液体循環型触媒システムと置き換えることにより、大量の発電が可能になります。

液体は、絶え間なく燃料電池のスタックから外部の再生器へ送り出され、そしてまたスタックへ戻ってくる仕組みになっています。

この結果、デイーゼル発電機などの従来型の発電機並みのエネルギーを、燃料電池から得ることができます。 また、この技術は、プラチナ(白金)の容量を最高80パーセントまで削減でき、さらに、燃料電池システムの構造自体を単純化することができます。

つまり、FlowCath®は、燃料電池のコストをおさえるだけではなく、燃料電池システム自体の耐久性と構造安定性(ロバスト性)を、飛躍的に向上させることができるのです。